2021年10月04日(月)ドッグセラピーってご存じですか?
ドッグセラピーとは動物を使った治療方法であるアニマルセラピーの一種で、高度に訓練された「セラピードッグ (Therapy dog) 」を介在させることにより、高齢者や認知症、自閉症など様々な障害を持つ人々に対し心や身体のリハビリテーションを目的としたプログラムを実施することである。広義では、一般の人々が犬と触れ合うことによって精神的情緒的安定や、身体的な運動機能回復効果が得られることを目的とした活動。もしくは様々な虐待、遺棄、ストレス等によって傷ついた犬に対し、人間社会との共存を目的とするリハビリテーションに対しても使われることがある。(ウィキペディアより引用)
今回は北九州でドッグセラピー活動や命の大切さについて啓発活動を行っている「特定非営利活動(NPO)法人 Dog Therapy Japan」にご協力いただき、Zoomを使って、犬との正しい付き合い方について教えていただきました🐕
9月8日(水)
第1回目は、まずドックセラピージャパンの活動内容を紹介していただきました。そして図鑑を提示しながら様々な仕事をする犬について教えていただきました。
警察犬や盲導犬などは子どもたちも知っていて、
😀「あっ❕知ってる」
😆「見たことある❕❕」
などの声が上がりました。その他にも牧羊犬、猟犬など、昔から人間と犬は協力関係にあったことを学びました🤔
画面の向こうには訓練を始めたばかりの白いトイプードルのキヌちゃんが映っていてみんな
「かわいい~🥰🥰」
と、とても癒されていました。

9月22日(水)
第2回目は9月20日~26日の動物愛護週間に絡めて、犬の触り方や散歩の仕方などを実際にやって見せていただきました。
今回はトイプードルのキヌちゃんの他にもたくさんの犬が登場して協力してくれました❣
犬はいきなり頭を触ると怖がるので、まずは背中をなでる
ということが今回子どもたちが1番心に残ったようで、終わった後の自由時間には
頭を触ろうとしたらかみつく真似🤬背中をなでたら笑顔😆
みたいな遊びをしていました😅
9月30日(水)
第3回目は殺処分についてのお話。
「ある犬のおはなし~殺処分ゼロを願って~」という絵本を読んでいただきました。

子どもたちの年齢的には少し難しい内容でしたが、とても大切なこと。小さくてかわいい動物が並ぶペットショップの裏側には…、無責任に飼うことを放棄された飼い犬たちは…。
日本では毎年16万匹もの犬が殺処分されているそうです。
ショックな話に子どもたちは
「ぇ…」「ん~…」言葉が出ませんでした。
犬を飼う時は、一生飼育を続けることができるのか、しっかり考えること。
避妊や最低限度のしつけをすること。
など、ペットや生き物を飼うことの心得を教わりました。
全3回のこの活動を通して子どもたちは
キヌちゃんのかわいらしい姿を見て、「私も犬飼いたい」「私は猫を飼いたい」と言っていた第1回目の活動から「動物を飼うのって大変」「金魚ならちゃんと世話できるかも」と、動物を飼うことの責任を考えた発言へと変わっていきました。
ペットを飼う時は一生世話をする覚悟をもつこと、そしてペットが欲しいときは大阪なら、動物愛護管理センターなど、動物を保護している施設で譲ってもらうなど、不幸な動物が少しでも減るように考えていきたいですね。
↓今回お世話になった 「特定非営利活動(NPO)法人 Dog Therapy Japan」 の活動がよくわかるホームページ
↓ 「特定非営利活動(NPO)法人 Dog Therapy Japan」のFacebookではまなびやCAMPとの取り組みを紹介していただきました✨
特定非営利活動法人ドッグセラピージャパン | Facebook
